行ってよかった!戌の日の安産祈願

私と夫と息子、3人家族
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昨日の「つわり体験記」に続いて、今日は「安産祈願」について。

昔からの日本の風習だけど、初妊娠で馴染みがない。

でも行ってご祈祷を受けて、妊娠の喜びが増して神聖な気持ちになれたので、私は行ってよかったと思っている。

どこで何する?予算は?

妊娠5ヶ月めの初めの「戌の日」に行くという安産祈願。

姉や妹がお参りに行っているのを聞いていたので、私も行こう!と思っていた。

でも、具体的に何をするの?金額は?どこでやってくれるの?と、疑問は多かった。

夫に関しては兄弟や親しい友人もまだ安産祈願に行った事などなく、「戌の日って何?」状態。

戌の日の安産祈願とは、、、

『お産の軽い犬にあやかった安産祈願の習慣』だそうで、この日から妊婦さんは腹帯を巻く風習なんだとか。

干支の戌年が12年に1度あるように、戌の日も12日に1度とのこと。

私と夫は妊娠5ヶ月めの初めの戌の日に、休みをとってお参りに行くことにした。

と言っても、今は戌の日以外にお参りする人も多いらしく、戌の日以外でもご祈祷をしてくれるところが多いそうだが。

お参りに行く日を決めたので、次はどの神社に行くかを決める。

姉に聞くと、兵庫県の「中山寺」へ行ったとのこと。

安産祈願で有名らしいのでそこを選んだというが、調べてみると、ご祈祷の初穂料が2万円。。。

「あれ、思ったより高い。」と思った。

こういうのは値段をケチったりするようなものではない。けれども、もう少し他のところも調べようと思った。

(妹は三重県在住のため、どこに行ったか聞かなかった。)

ちなみに姉は、安産祈願自体が気持ちの問題だということで、中山寺でご祈祷は受けず、腹帯を購入してお参りだけしたという。

その後一緒に来ていた両家の両親と食事をして、妊娠のお祝いとしたそうだ。

そういう選択肢もあるのか!と思った。

そして私は、Google先生に「大阪、安産祈願、神社」などと検索をかける。

なるほど、ご祈祷の初穂料は神社によって違いがあり、5千円〜2万円といったところ。

聞きなれない神社がたくさん出てきて、値段だけで選ぶなら、5千円〜のここかな・・・など考えながら見ていた。

最終的に決めたのは、大阪の「住吉大社」!

私と夫が今年の初めに初詣に行ったのも住吉大社で、その時に住吉大社の「種貸社(たねかししゃ)」で子宝祈願もしていたのである。

初穂料は1万円〜。

種貸社に、妊娠の報告とお礼参りみたいなのもできるし、馴染みのある大きな神社でいいな!という直感で決めた。

(2万円よりは安いし、、、ね。)

住吉大社へ!安産祈願へGO!

そして当日。4月の中旬、天気は晴れ!

絶好のお参り日和となった。

このような行事ごとにはなんでも参加したがる私の両親と、夫と私の4人で住吉大社へ行った。

現地に着くと、早速ご祈祷の申込み。

戌の日だったので、他にも安産祈願らしい夫婦が数組。

奥様はみんなカバンにマタニティマーク。仲間だ!と思った。

申込書に記入したら、受付で初穂料の支払い。

「ご祈祷所で次の回のご祈祷を受けてもらいます。」と、番号札を渡された。

現在はコロナ禍のため、1組のご祈祷人数は4人まで、と決められていた。

我が家は人数ギリギリセーフ。

大体の安産祈願が夫婦2人で来ているらしかった。

待合室でご祈祷までの時間を座って待つ。待ち時間は10分くらいだった。

時間になると巫女さんが来て、受付順に名前を読んでご祈祷所へ案内された。

安産祈願の人が圧倒的に多かったけど、他にもお宮参りや厄除け祈願の人もいた。

安産祈願の授与品が入った紙袋を、その時に受け取る。

中身は、

・腹帯(サラシみたいなのをもらうと思っていたら、しっかり実用的なタイプの腹帯と支え帯だった)

・安産祈願のお参りの手順書(ご祈祷後にこれを見ながら住吉大社内をお参りする)

・子まもり(木でできたお守り。生まれるまで毎日触ってあげて、出産時には握りしめるもの、らしい)

・誕生石を包むための紙(これについては後ほど書く)

・乾燥とろろ昆布(食べられるやつ)

住吉大社でもらった腹帯と支え帯。実用的で、愛用中。サラシタイプは私が行った時は選べなかった。

ご祈祷所に入ったら、神主さんがご祈祷をしてくれる。

神様にお祈りの言葉を言って、順番にご祈祷を受けに来た人の名前とお祈り内容を述べていく。

私はお腹をさすりながら、「この子が無事に生まれて来ますように」と心の中でお祈りした。

神主さんのあとは、巫女さんが出てきて舞を舞っていた。

ご祈祷は15分くらいで終わった。

「行ってよかった」と思えた

ご祈祷所から出たら、相変わらずの春の陽気で清々しい。

「今、私たちはとても良いことをしている!」みたいな、良い気分だった。

手渡された紙袋の中のお参りの手順を見ながら、お参りをする。

お賽銭を入れて二拝二拍手一拝。

誕生石という石を拾える場所があって、そこの小石をいただきにいく。

源頼朝の子の出生にゆかりがある地の石ということで、安産祈願のお守りになる石だそうだ。

専用の紙に包んで持ち帰るため、包みやすそうな平ための丸い石を選んだ。

あとは、見た目の可愛さ(まあどれも似たような形だったけど、直感で可愛いと思ったもの)で選んだ。

丸くて可愛い石を選ぶ。この紙に包んでから、さらに三角の紙に入れる。

その誕生石は、本来は腹帯でお腹に巻いて生活するらしいけど、それは絶対落としてしまう。

なので、私は木の子まもりと一緒に並べて家に置いている。

そして毎日子まもりに触れて、誕生石をお腹に当てて赤ちゃんの健康を祈っている。

一連の祈祷・参拝が終わったら、種貸社へ行って、忘れずに妊娠の報告とお礼をした。

赤ちゃんが無事に生まれたら、安産祈願のお礼も兼ねて、次はお宮参りに来たいと思う。

戌の日参りに行くまでは、「みんな行ってるみたいやし、記念に行っておくべきかな」くらいの気持ちだった。

実際に行ったあとは、お腹の子が今までよりも愛しく、大切な存在に思えるような気持ちになった。

私個人の感想だけど、行っておいてよかったと心から思う。

「誕生石」と「木の子まもり」。子まもりの隣の落花生は、夫が置いた。「子まもり」の友達らしい(笑)

今お腹で元気に暴れている我が子。

そのまま元気に生まれてきてね!

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