今日は、夫と付き合って2年3ヶ月記念日!
毎月14日に、なんとなくお祝いしていて、
今月のお祝いは、私が里帰り中のため、先週末に夫が実家へ会いに来てくれた時にケーキを買ってきてくれた。
そんな2人の出会いについては、以前ブログに書いた通り!
そして、今回は、夫がその出会いについてを文章にした。
夫から見た目線の、私たち夫婦の出会い。
私の文章とはテイストが違うけど、それも含めて読んでみてもらえたらと思います!
以下、夫が書きました!
嫁さんとの出会い
2020年 春 おしゃれな喫茶店にて
振られた
そりゃあ、もうハッキリと言われたよ
「あなたのことを好きになれない」
言われた時は衝撃的過ぎて、頭にベートーヴェンの運命の曲が流れたくらいだ
「デ、デ、デ、デーン」とね
しかも、僕の誕生日祝いの日でアフタヌーンティーをいただいてる時だった
幸せから不幸へのジェットコースターとはこういうことを言うのだろう。
その後、コロナが本格化し、緊急事態宣言が発令され、仕事もリモートワークやらなんやらになった。
僕は振られて落ち込んでいたが、結婚相手を探すために、マッチングアプリに登録した。
マッチングアプリは以前から使用していたため、コツ等はわかっていた。
緊急事態宣言が明ける頃には、4人の女の子とご飯に行く約束をしていた。
4人の中で最初に会った女の子が、なんと今の嫁さんだった。
仕事終わりに待ち合わせし、晩御飯を食べる約束をしていた。
初めて会う時は、どんな人が来るんだろ、変な勧誘の人や、怖いお兄さんが出てこないか、ドキドキで心臓がバクバク鳴るのがわかるくらい緊張していた。
会った時、嫁さんは緊張していないように見えた。
少し会話をしつつ、アプリで焼肉が好きと聞いていたので、焼肉屋さんへ。
焼肉屋さんで自らの生い立ちを話したりしたが、一番覚えているのは二人の共通点。
その共通点とは、二人とも、宅地建物取引主任者試験に合格していることだった。
僕自身は、大学で民法の勉強を少ししていたこと、父親が登記関連の仕事をしていたため、勉強したのがきっかけだった。
嫁さんの方は前職がハウスメーカーでの営業をしていたこともあり、会社の関係で取得したようだった。
同じ資格に合格していることで、少し身近に感じることができた。
その日は、ご飯を食べて解散した。
その時は、結婚するなんて夢にも思っていなかった。
デートを重ねて・・・
ご飯を食べた日の週末は嫁さんを含め4人会う予定だったので、大忙しだった。
土曜日の昼、晩、日曜日の昼晩のご飯デートを計画していた。
嫁さんとの2回目のデートは、その次の土曜日の昼、嫁さんオススメのクレープ屋さんに行くこととなった。
僕自身甘いものが大好きで、おしゃれでおいしいクレープ屋さんに行くことができて嬉しかった。
この時点で、嫁さんとは既に2回会っているが、好きかどうかはまだよくわからないなという感じだった。
そして、いよいよ3回目のデートとなる。
一般的に、3回目のデートは告白するには絶好のタイミングと言われている。
1回目では早過ぎ、2回目では様子見、4回目ではこのまま進展しなさそうとなる。
ただ、僕はこの時点で3回目のスピードが早過ぎるため、4回目も考えていた。
(初回のデートから毎週会っていたから、3回目のデートまでが早かった。)
ちなみに、他の女の子とは1回しか会っていないため、良さもよくわからない状態だった。
3回目のデートではプラネタリウムに行った。この時のプラネタリウムはコロナ禍ということもあり、予約が必須だったのだが、嫁さんが予約しておいてくれた。
僕としては、予約してくれる女の子は珍しく気が利く子だなと思った。
嫁さん側からアプローチが!
その後、居酒屋に行き、いい感じに酔って帰ろうとした時、事件は起こった。
嫁「私はあなたのことを良いと思っているのだけれど、あなたはどうなの?」
僕「お、おぅ」
先ほど記載したとおり、僕は3回目のスピードが早過ぎるし、他の子がどんな子かも分からない状態だったため、4回目のデートを考えていた。
だが、嫁の猛攻は止まらなかった。
嫁「私のこと、アリかナシか、それとも保留なん?」
とっさに僕は
僕「保留ってアリなん?」
と聞いてしまった。単純に疑問に思って聞いたことであるが、最低の返事である。
嫁「もしかして、他に気になっている人がいるの?」
流石、女のカン、そのとおりである。
明日に会う約束している人がいるため、その場では答えを出せないと言った。
嫁は渋々納得し、帰る電車に向かった。
嫁が僕よりも早い電車に乗ったため、僕は一人でふぅと電車の座席に座って寛いでいると、
嫁「見つけた!」
僕「!!!」
かなり焦った。この時は完全にヤバい人に出会ってしまったと思った。
嫁と僕の当時の家は、同じ鉄道の違う路線。
途中までは同じルートを通るけど、途中の駅でそれぞれの家の方向に路線が分かれる。
改札内で別れてそれぞれの路線の電車に乗ったはずが、嫁は自分の家の路線の電車に乗らずに、僕の路線の電車を探して乗り込んできたのだ!!
そして、僕と同じ電車に途中まで乗ったあと、途中の駅で下車して自分の路線に乗り継いで帰って行った。
後々聞くと、会うのが最後だったかもしれないため、もう少し一緒にいて、もう一押しアピールしたかったとのこと。
その日保留にした返事として、翌日に僕から告白することになるのだが、こんなことを言うと嫁さんに怒られるかもしれないが、実は返事をどうするかはかなり迷った。
嫁さんに告白された翌日に会った女の子はとてもいい子で、向こうも僕のことを気に入っていると言ってくれていたからだ。
最終的な結論としては嫁さんを選んだが、その選んだ理由としては人生が変わると感じたからだ。←直感
今までの僕は、自分が好きな子に告白して付き合うことができていたが、数か月すると相手から振られていた。
それなら、僕のことを本気で好きになってくれるタイプ(今までと違うタイプ)の子と付き合ってみようと思ったのだ。
結果として、楽しいデートを重ね、僕も嫁さんに夢中になった。
母親以外でここまで愛してくれる人がいるんだなと思い、この人と一生一緒にいたいと思った。
そして、結婚することになった。
2022年9月末には子供も生まれる。非常に楽しみだ。
あの人と付き合えない、結婚できないと絶望を感じたこともあったが、その経験があったからこそ、僕は人に優しくできると思う。(その絶望を人に感じさせないようにするため)
そして、多くの人に出会い、良い人に好きになってもらって結婚し、僕は幸せになれたと思う。
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