今日は父の日。
私の父に日頃の感謝を込めて、父に関するエピソードを書いてみよう。
仲良しの両親、夫婦円満の秘訣は・・・
私の父は、サラリーマン。ずっと働いて家計を支えてくれた。
母もパートで働きつつだったけど。
今は現役引退からの延長雇用で、テレワークもしつつ働いている。
両親はとても仲が良くて、今でも2人でデートをしたり旅行をしたりしている。
両親ともにお酒が好きで、ワインやビールやに合うご飯を食べに行くデートが大好き。
家でも仲良くお酒に合う料理を楽しんでいる。
理想の夫婦だから、私もあんな風になりたいなと思わせてくれる。
父曰く、夫婦円満の秘訣は『最終的に母の言うことに従う』ことらしい。
まあ、たまに喧嘩もしてるけど。
でもいつも仲直りしてる。
父は三姉妹と母に囲まれて家で男1人、色々肩身が狭いこともあったと思う。
理屈の男、感情の女って感じで、父の正論のお説教に対してムカつくー!!となってしまう女4人。
私も、「ほんまにムカつくから、もう口も聞きたくない!」と思って泣いたことも何回もある。
正論を言われているから、余計に腹が立った。
そんな風に思っても、翌日には普通に喋ってたけど。
でも意見を押し付けられたりすることはないし、結局女4人は父を頼りに生きてきた。
目立つのが好きな父
適度にお調子者というか、目立つのが好きな父は、行きつけの飲み屋でも人気者。
コロナ禍に突入する前は飲み仲間と「落語の会」なるものを開いたりもしていた。
狭めの飲み屋のなかの小さなステージで、着物を着て扇子片手に落語を披露したりもしていた。
私も見に行ったことがあるけど、飲み仲間に囲まれて、父は生き生きとしていた。
落語の内容は、家で何度も練習を聞かされていたから、いつものやつだったけど。
見に行ってよかったと思う。
私が大学生の時には、私のアルバイト先のファミレスによく1人で食べにきた。
某イタリアンカフェレストラン。
通っていた理由は、私がアルバイトをしているからというのもあるけど、メインは『そのファミレスが安くて美味しいから』。
ファミレスの場所もちょうどよかったんだろう。
仕事終わりにドリアでお腹を膨らませ、グラスワインでちょっと酔ってから飲み屋に行くというのにハマっていた。
グラスワインじゃなくて、250mlのデカンタワインだったかも・・・。
私がシフトに入っていようが入っていまいが、1人で食べに来ていた。
アルバイト仲間からは私の父は人気があり、「昨日お父さん来てたよ!」とよく報告を受けていた。
あと、「お父さん、渋くてかっこよくていいよなあー!」ともよく言われた。
それを父に言うと、いつもとても得意げで嬉しそうだった。
おしゃれに目覚めたきっかけ
「お父さん、おしゃれでいいなあ」ともよく言われる。
私が小さい時は自分の服装には無頓着で、お世辞にもおしゃれとは言えなかったけど、ある時髪を剃って坊主頭にしたあたりからおしゃれに目覚め始めた。
髪がそんなにフサフサしていなかった(つまり薄かった)父は、坊主頭にする方が似合っており、その結果服装にも興味が沸いたって感じ。
色シャツにジャケット、ハンチング帽に蝶ネクタイやスカーフを巻く。
家でもよく出かける前にファッションショーをしている。
この組み合わせは変じゃないか、どっちの方がいいか。色々気にして服を選ぶ。
変な組み合わせを見せてくることも良くあるから、女4人がダメ出しをしていた。
そうして出来上がるコーディネートは、なかなかイケてるオヤジ風に仕上がっている。
そんな父は、私たち姉妹が就活の時は、これでもかと言うほど手伝ってくれた。
自分の就活かと思うほど、就職四季報を読み込み、TVのビジネス番組でみた良さげな会社の業績や就職情報を調べまくってオススメ企業リストを渡してくれた。
当時はちょっと鬱陶しさを感じた時もあったけど、本気で将来を心配して応援してくれていたなあと思う。
実際父のリストの企業はいい企業で、自分で探したら見つけられなかったであろうところも多かった。
最終的に決めた会社はそのリストの企業ではなかったし、私は就職1年で会社をやめたけど、転職の時も応援して助けてくれた。
全力で応援してくれて、手伝ってくれるけど、最終的に本人の意見を尊重する。
やっぱり尊敬できる父である。
「母と結婚してよかった。」とよく言う父。
家にゴキブリやデカいクモやムカデが出たら、寝ていても叩き起こされて退治させられる父。
最近は、夜21時をすぎると眠くなる、おじいちゃんになってきた父。
いつも感謝しています!
健康に気をつけて長生きしてほしい。
父の日の贈り物は、地ビール飲み比べセット。
実家に届いて、喜んでくれた。
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